第4回みんなの居場所(勉強会)

20年08月09日

終了しました

場所 :尼崎市女性センター・トレピエGoogleMap

時間 :13:30〜15:30

参加費:お茶・お菓子代として500円

講演テーマ:「セクシャルマイノリティーのための法的手続き」

16 人の参加がありました。 ありがとうございました。
みんなの居場所(勉強会)も第4回になりました。

今回講演いただくのは、行政書士で、セクシャルマイノリティーの方の相続問題などにも積極的にかかわっておいる、康 純香さんです。近年、パートナーシップ制度を導入する自治体が増加してきたことからもわかるように、ゲイやレズビアン同士といった、実質的に婚姻関係にあるカップルであっても、一緒に暮らしていく上で、様々な困難に遭遇しています。

これは、パートナーシップ制度が適用されたとしても、そうでない方々と完全に同じ生活ができるというわけではないということです。

そして、相続の問題もその一つです。

法律上、相続の問題はその人(相続人)と、被相続人との関係が重要視され、直系か傍系かなどその血縁や婚姻関係で判断されてしまいます。

この場合、いくらパートナーシップ宣言をして、自治体から認められていたとしても、このような相続問題は、その影響下にはありません。これらの問題に取り組み、いかに、よりよくカップル双方が幸せに生きていけるのかという道を切り拓き、啓もう活動をしている康さんに、お話を伺います。

講演者 康 純香さんのご紹介
関西大学大学院 法学研究科 修士課程修了。
大阪市内の法律事務所で10年以上の事務員経験を経て2014年こう行政書士事務所を開業。LGBT専門家として、セクシュアルマイノリティーの方の相続問題や日々の相談業務に積極的に関わる。気軽に聞ける法律家として、様々なLGBTイベントで無料相談を実施。
企業・教職員・士業に対するLGBTセミナーや当事者向けセミナーも行っている。
2017年、開業以来の念願だったLGBT版「もしものノート」を制作。事務所ホームページで無償ダウンロードを可能にした。「LGBT信託」の商標(36類、45類)を持つ。
2019年 LGBTQ+ALLYのための特定非営利活動法人カラフルブランケッツを設立。理事長に就任。